換気の自動化へ移行するにあたっての注意点


『換気の自動化』へ移行する為には、『必要な換気量』が満たされている必要があります。

 『必要な換気量』が満たされていると、換気の働きにより新鮮な空気が室内に導入され、『空気の汚れ』を排出し、快適な空気環境が維持されます。しかし、『必要な換気量』が連続的に働き続けると、屋外の寒さや暑さが屋内に取り込まれて影響を及ぼします。換気制御を行う事でこの影響を49%減らすことができ、エアコンに対して間接的に『エネルギー抑制』が働きます。

 『必要な換気量』が満たされていなければ、『換気の自動化』は役に立ちません。屋外の新鮮な空気が取り込まれない為に室内の『CO2や、ニオイ』を排出できず、単に換気扇や送風機は連続的に働き続けるだけで、役立たなくなります。

このような現象が起こった時は、新鮮空気の取入れ口のフィルターを点検してみてください。
ホコリによる目詰まりが有れば、その部分を清掃するだけで『必要な換気量』が確保出来る事も多くあります。

また、換気扇や送風機のインペラ(プロペラ)にホコリが、たい積していると、やはり『必要な換気量』に至っていない場合もあります。

是非一度点検していただければと思います。


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