導入について  換気について  CO2等について  換気制御について  外気用フィルターについて  熱等について  脱炭素、ZEB認定について 

導入について

もちろん、規模の大小には関係なく、導入出来ます。

CO2と雑ガスセンサーを一つにまとめ、換気扇の発停制御を行う、w-ecoが最適ではないでしょうか。

対象面積が500㎡/室か、若しくは、1,000㎡/室だとしても、1:1の換気制御だとすれば、w-ecoで十分可能です。

しかし、500㎡又は、1,000㎡の床面積に対して、独立した居室が有れば、居室毎にw-ecoを設けた上で、各居室毎の換気機器を個別で発停制御を行う方法もあり、用途に応じてご利用いただけますが、先ずは詳細情報をお伝え頂ければ、

プランニングやお見積りを、ご提供させて頂きます。

既存・新規に関係なく、導入可能ですので、ご安心ください。

導入に関しては問題ありませんが、仮にテナント入居で換気機器が共用だとすれば、少し難しい感じがします。

しかし、換気機器(排気ファン)が共用だとしても、排気ダクトに風量制御ダンパーを設け、このダンパーで換気量を制御すれば、テナント専用のエアコンであれば、換気制御の効果は発揮出来ます。

テナントでは色々な制約が絡んできますが、一度ご相談ください。

前問と同様の回答となりますが、導入に関しては問題ありませんが、仮にテナント入居で換気機器が共用だとすれば、少し難しい感じがします。

しかし、換気機器(排気ファン)が共用だとしても、排気ダクトに風量制御ダンパーを設け、このダンパーで換気量を制御すれば、テナント専用のエアコンであれば、換気制御の効果は発揮出来ます。

テナントでは色々な制約が絡んできますが、一度ご相談ください。

換気制御の大きなメリットは、室内の空気質を正常に保ちながら、外気負荷を抑制する事で間接的にエアコンの稼働が抑えられ、電力量やガス消費量が抑制された結果、CO2排出量が削減出来ます。

費用に関しては、換気を対象とする建物の情報をお知らせ頂ければ、プランニングやお見積りを、ご提供出来ます。

換気制御をしていなければ、換気機器を運転すると連続的換気となり、夏季や冬季に給気を導入する際に生じる屋外からの熱により、エアコンの稼働が大きくなります。

換気制御を採用する事で、換気機器の連続稼働が抑えられ、エアコンの稼働が抑制されれば、電力量やガス消費量も削減されます。

もちろん、建物の面積により試算する事は可能ですが、先ずは建物の詳細情報や制御規模(見える化の実施が必要か等)をお聞かせ頂ければ、プランニングやお見積りを、ご提供させて頂きます。

もちろん、ご遠慮なくお申し出ください。

但し、建築物の床面積・天井高・用途等の情報を、お知らせ頂くか、図面等をお送り頂ければ、積算させて頂きます。

下表は、床面積当りの年間削減額の試算表で、エアコンの動力を便宜上都市ガスとして想定表現した内容です。

左に換気量の制御による削減割合を表し、右欄に床面積当りの年間削減額を表記しています。

仮に、大阪で300㎡の店舗が有り、換気制御で換気量を≒50%で稼働出来ていたとすれば、年間削減額=170,184円が読取れます。

仮に、w-eco(定価:298,000円/組)を、1組採用したとすれば、

回収年数=298,000÷170,184≒1.75年で、コスト回収が出来る事になります。(但し、工事費は別途)

換気制御システムの目的に応じて、下表から試算して頂ければ如何でしょうか?

床面積の規模にもよりますが、仮に1室だと仮定して、室内の中央にセンサーを設け、換気制御を構築するとすれば、w-ecoと電源盤を1組として、換気機器を発停すれば良い訳です。

w-ecoは、1組の換気機器制御を前提としていますが、条件によっては1室内に複数台の換気機器が、設置されているかも知れませんが、こう言った場合はw-ecoの出力信号をオプションで、出力数を増設すれば良いと思います。

w-ecoの標準価格は、電源盤共で1組298,000円からです。(但し、工事費は別途です)

年間削減効果は床面積により異なり、床面積が小さければコスト回収年数が長く、床面積が大きければコスト回収年数が短くなります。

概算により参考として例(熱源をガスとした時)を挙げますと、

① 床面積:500㎡の時、風量削減割合が50%とすると、年間削減額が≒28.3万円になります。

② 床面積:2,000㎡の時、風量削減割合が50%とすると、年間削減額が≒113.4万円になります。

仮に、w-ecoの導入額が30万円だとすれば、①は1.06年、②は0.26年(3.1ヶ月)で回収可能と算出されます。

換気について

全熱交換器の目的は換気です。全熱交換器は熱交換エレメントとプレフィル ターにより構成され、屋外からの新鮮空気の給気と、室内の排気が熱交換エレ メントを通過する際に、間接的に熱交換することにより、新鮮空気の熱負荷を 軽減します。一般換気は、屋外からの新鮮空気をそのまま取り込みます。

換気制御とは、あくまでも室内環境を適切に維持させながら、換気量を制御す るためのものです。連続的な換気を制御することで、外気負荷を抑制するため、 全熱交換器や一般換気に対しても省エネ性を発揮します。

全熱交換器は、一般換気と目的は同じ換気設備ですので、メーカーカタログより価格が判別できます。

換気制御は、両者の目的で有る換気を、制御するシステムとして捉えてください。

費用に関しては、換気を対象とする建物の情報をお知らせ頂ければ、プランニングやお見積りを、ご提供出来ます。

仮に、換気量が2,000㎥/hの飲食店舗だとすれば、第一種換気で1組の給排気有圧扇を採用すると、機器価格は 145,000円です。

全熱交換器を採用したとすれば、1,000㎥/h×2台の機器価格は、1,128,000円になり、この価格差は1:7.8です。

換気制御を1組で良ければ、w-ecoを工事費別では298,000円ですが、2台では、596,000円になります。

換気制御を介入させると、有圧扇・全熱交換器等の換気方式に関係なく、連続換気時に於いて有効性が発揮されます。

仮に換気制御により、換気稼働が 50% とした時、外気負荷抑制効果としては、下表の様な抑制効果が得られます。

仮に、換気量が2,000㎥/hの飲食店舗を例に挙げた算出した時

換気方法の種別は、換気の目的により選定すべきですが、換気制御上からでは種別は、殆ど関係ありません。

しかし、換気の目的に沿った上で、換気方法を選択しなければなりません。

たまに見かける光景ですね。


しかし、換気設備そのものを見直せば、改善は十分可能でしょう。

対扉を開けた時に、屋外の空気が室内に勢いよく入ると言う事は、店内は負圧が生じている事になります。

負圧が生じていると言う事は、排気能力は十分備わっていると言えます。

ただ残念なのが、扉を閉めれば屋外からの風が入らなくなった訳ですが、排気ファンが持っている静圧という能力が足らない為に、普段は給気口から屋外の空気を引っ張るだけの力が無く、扉を開けた際に扉の開口面積が大きくなった分だけ、

抵抗が少なくなった分だけ排気ファンの静圧が満たされ、扉側から勢いよく風が入ってくる訳です。

多分、第三種換気だと考えますが、第一種換気に補強してあげれば、給気口側からも給気ファンで一定の給気が、導入され室内外の圧力差もなく、扉が開閉されても、屋外の空気が一気に入ってくると言った問題は生じなくなります。

生じなくなった処で、換気制御を採用すれば、外気負荷抑制も果されます。

CO2等について

一般的に、換気制御は室内のCO2濃度を基準として行うことが多いようです。

しかし、CO2濃度のみを基準として換気制御をすると、建材や物品等から発する化学物質濃度の上昇を引き起こし、不快感や頭痛、吐き気といった体感を生じる可能性もあります。

そこで、CO2濃度だけでなく雑ガス(多種多様なガス)を測定し、常に室内の空気質を正常に維持するように換気を制御します。

雑ガスセンサーで測定できる、化学物質の一例をご紹介しますと、

水素、一酸化炭素、エタノール、酢酸、トルエン、デカン、アセトン、ヘキサン、塩化メチレン、イソプロプルアルコール、メチルメルカプタン、アンモニア、キシレン、硫化水素、ベンゼン、アセトアルデヒド、トリエチルアミン、イソプレン等があります。

CO2濃度の基準は、建築基準法(建令129の2の6-3)の中央管理方式の空気調和設備では、1,000ppm以下と定められています。

又、建築物衛生法の空気環境基準(建築物衛生法4、建築物衛生令2)でも、1,000ppm以下となっています。

学校環境衛生基準によると、換気の基準として、CO2は1,500ppm(0.15%)以下であることが、望ましいとしていますが、やはり一般的に考えると、1,000ppm以下と解釈しても良いのでは無いでしょうか。

以下に、CO2濃度と人体への影響を表に示します。

雑ガスの基準としては、建築物衛生法4、建築物衛生令2で、一酸化炭素(CO):10ppm以下、二酸化炭素(CO2):1,000ppm以下、ホルムアルデヒド:空気1㎥につき、0.1mg以下と記載されています。

又、学校環境衛生の基準2では、一酸化炭素(CO):10ppm以下、二酸化窒素:0.06ppm以下、ホルムアルデヒド:100μg/㎥以下、トリエン:260μg/㎥以下、キシレン:870μg/㎥以下、パラジクロロベンゼン:240μg/㎥以下、エチルベンゼン:3,800μg/㎥以下、スチレン:220μg/㎥以下等が記載されています。

更に大気汚染防止法や、悪臭防止法等によっても、屋外を対象とした敷地境界線上や排水等で基準が定められています。

屋内にあっては、先程述べた様な内容ですが、いずれにしても臭いの元になるガスや、健康を害するガスは換気により屋外へ排出すべきです。

換気制御について

ご質問の回答を簡単にまとめると、換気を止めれば、人が居ればCO2濃度は上がり、無人で有れば殆ど上がりません。

しかし、換気を全停止させると言う事は、24時間換気を停止させる事になるので、これはNGです。


一般的に、換気の目的は室内の空気環境を、屋外の空気環境と同等レベルに維持させる為に、建築基準法で定められており換気量や、CO2濃度が1,000ppm以下で無ければならないと、決められています。

室内のCO2濃度は、人の呼吸によるCO2が排出されるので、人が沢山居ればCO2濃度も高くなり、人が少なければCO2濃度は、余り上がりません。

又、ホルムアルデヒド対策として、建基法により24時間換気も定められた中で、換気回数(例えば、0.5回/h等の換気)が決められています。

従って、換気制御を介入していた場合、前提条件としては24時間換気を稼働させながら、換気量を制御する方法が良策です。

補足を述べるとすれば、室内の空気環境はCO2だけでは無く、空気以外の臭いの要因にもなるガスや、その他様々なガスも混ざっている訳ですので、CO2だけで空気質を計測するよりも、雑ガスも計測対象として制御に介入させなければなりません。

ELシステム関連の制御盤では、コントロール盤は壁埋込型を採用し、他のリンク盤やセンサー盤は壁取付(露出)型です。

もちろん、w-eco(センサー盤)や、電源盤も壁取付型です。

確かにそうですね、居室の空気環境から見ると、換気を連続的に稼働させておけば、その通りです。

しかし、居室の冷暖房から見ると、連続的な換気は、屋外からの新鮮な空気を取り込み、汚れた空気を排出する訳ですので、夏の暑い季節や冬の寒い季節では、屋外からの新鮮な空気が熱負荷(不要な熱エネルギー)となって、室内の温度に影響を及ぼし、冷暖房機器の稼働が大きくなり、最悪の場合は冷えなくなったり、暖められなくなったりする事もあり得ます。

つまり、当然電気代やガス代にも波及し、エネルギーの消費量が増えれば、当然CO2の排出量も増えると言った具合になってしまいます。

こうして踏み込んで考えると、室内の空気質を感知でき、CO2センサーと雑ガスセンサーで換気機器を制御したとき、空気質さえ満足出来れば、24時間換気量だけで済み、連続的な換気が抑えられます。

すなわち、エネルギー抑制が果され、室内の温度環境も外気の影響を大きく受けずに済む訳です。

結果として、エネルギーの消費量が抑えられると、CO2排出量も抑制され、全てにおいて改善されます。

w-ecoは、CO2と雑ガスの二つのセンサーにより、換気機器を自動的にON-OFFし、換気機器の発停を行います。

CO2と雑ガスの両センサーの設定値が満足すれば、換気を停止します。

CO2もしくは雑ガスのいずれかが、設定条件を超えれば換気が運転し、満足すれば再び停止します。

室内の空気質を、CO2センサーと雑ガスセンサーを介して、ある条件下で換気量を制御すれば、室内の空気質は条件下で推移し、結果的に守られます。

但し前提条件としては、適切な換気量が維持されていなければなりません。

少し違います。

CO2センサーと、雑ガスセンサーで空気質を測り、二つのセンサーの内の何れかが設定値条件を超えると、換気を強運転で稼働させ、設定値条件以下になれば、24時間換気に相当する最低換気量だけを確保さる為に、弱運転で稼働させます。

換気を全停止すると、24時間換気量が確保されなくなり、強運転と弱運転を切り替える事で24時間換気が果せます。

換気制御により、過剰に換気を稼働させなければ、屋外からの熱エネルギーが抑えられ、結果としてエネルギー削減に繋がります。

一度設定すれば、先ず再設定をすると言ったことはありませんが、やはり定期的に確認して頂くほうが良いですね。

CO2センサーや雑ガスセンサーは、経年変化により誤差が生じる事もあり、年に一度は校正して頂くと良いでしょう。

(校正方法は、お手元の取扱説明書に沿ってください)

外気用フィルターについて

外気用フィルターを掃除せずに放置していれば、フィルター抵抗が大きくなり、一般的なフィルターの終圧抵抗は200paですので、抵抗が大きくなれば、給気ファンや排気ファンの静圧が不足し、給気口からの新鮮空気を取り込もうとする力が無くなります。

力が無くなると、給気ファンが設けられている場合は新鮮空気が導入されません。排気ファン側では、抵抗の少ない他の開口部位(扉の開閉)に応じて、扉が開けば扉から新鮮空気が入り、扉が閉じれば抵抗が大きくなった分だけ、新鮮空気の取り込み量が減り、排気量も減少します。

結果として換気量が減少し、室内の空気汚染度が上昇し、更に換気制御を採用している場合では、空気質が改善されず何時までも換気が稼働し続けると、エネルギー抑制の効果が発揮されなくなります。

フィルターの清掃時期の確認は、フィルターの前後を差圧センサーで差圧を計測すると、判別出来ます。

差圧センサーが無い場合は、換気方式の種別によりフィルターの汚れ具合が異なりますが、大まかには1か月程度で確認するのと良いでしょう。

新しいフィルターと、汚れたフィルターとでは全く違い、すぐに判別できます。

一度汚れたものは、払ったり掃除機で吸っても汚れは取れませんが、散水シャワーで水洗いすれば、汚れはある程度落とせます。

熱等について

簡単に説明しますと、エアコンを運転する際に、換気をしている状態では、屋外から取り込まれる新鮮な空気の熱が導入され、この熱の影響によりエアコンの稼働が変化し、この熱の事を外気負荷と言っています。

夏季を例に挙げると、空気の熱が暑ければエアコンの稼働も大きくなり、涼しければエアコンの稼働は小さくなります。

冬季では、空気の熱が冷たければエアコンの稼働も大きくなり、それ程寒くなければエアコンの稼働も小さくなります。

もし換気量が制御されていたとしたら、熱源機器(エアコン等)の負荷が軽減され、加熱側に稼働しなければ、相対湿度は現況よりも下がりません。

しかし、加湿を行うには空気中に含まれる水分量を、補充しなければならず、加湿器が必要になります。

加湿器を採用する際には、必ず水を補充している筈ですが、最近では家庭用エアコン規模の製品では、水を補給せずに加湿が可能な製品も有りますが、あくまでも家庭用に限られ、業務用では補給水を用いた加湿器で無ければ、加湿は果せられません。

加湿器を分類すると、一般的に蒸気加湿器・水噴霧加湿器・超音波加湿器・浸透式加湿器等が有りますが、最も効果的な加湿器は、やはり蒸気加湿器です。

小規模で有れば、加湿器を配置することも簡単に出来ますが、大規模では加湿器を採用するとなると、加湿容量を選定した上で、空調機に備えるか、若しくは加湿器単体を天井内等に設置する方法も可能です。

しかし、給排水配管設備が必要になり、シーズンオフでもメンテナンスが欠かせません。

この様に、メンテナンスは結構手間が掛かり放置されやすく、マルチエアコンの配置時では、余り加湿器を採用されていないのが現状の様です。

ご参考までに、暖房時における体感温度を簡単に説明しますと、室温静止状態だとすれば、

室温:22.0℃、相対湿度:20%RH、風速:0.5m/s の時の体感温度は、17.4℃ になり寒く感じられます。

室温:22.0℃、相対湿度:55%RH、風速:0.5m/s になったとすると、体感温度は 19.0℃ に上がります。

室温:23.2℃、相対湿度:55%RH、風速:0.5m/s になると、体感温度はようやく、20.0℃ に達します。

この様に考えると、静止状態ではスポット的な加湿器を設けるのも、一案ではないでしょうか。

脱炭素、ZEB認定について

換気量を室内環境に応じてコントロールする事で、連続的な換気による屋外の熱エネルギーを抑制します。

屋外から入る熱エネルギーを抑制すれば、室内のエアコンなどの熱源機器の稼働が下がり、動力源の電気やガスの消費量も抑制され、電力・ガスから発生するCO2の排出量も下がります。

ZEB認定のサポートは直接していませんが、ご紹介することは可能です。

ZEB認定評価の際は、換気制御は、エネルギー抑制とCO2排出量削減の条件に沿っており、有利に作用します。


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