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教えて換気

①換気の目的

「換気は、なぜ必要なのでしょうか?更に、換気の目的とはどういう事なのでしょうか?」

換気の目的って何? 換気とは、「室内の空気を屋外の空気と入れ替える」事を指します。

人は呼吸により酸素を吸収し、炭酸ガスを排出しています。
更に仕事や家事等の活動時には、呼吸による炭酸ガス濃度の上昇や、人の仕事量に応じた発汗等による老廃物も空気中に発散されます。
それと同時に空気中のほこりや細菌、ウイルスといった目に見えない物質も浮遊しています。

このような環境下では、人の健康は害されてしまいます。

換気博士
居住環境を屋外とほぼ同じレベルに保つ為に「換気」と言う作用が必要になります。

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②換気設備の目的

換気を行う為には窓を開閉すれば良いわけですが、窓が無ければ換気扇や送風機の様な機器の力や空気を移動させる経路を設けなければ換気はできません。 このような機器や搬送経路をひとまとめに「換気設備」と言っています。

換気博士
  この換気設備の目的は、大きく分けて3種類に大別されます。
   (A) 室内空気の浄化(外気を取り入れ、室内の汚れた空気を排出)
   (B) 熱の排除(室内に溜まった熱の排出)
   (C) 酸素の供給(外気を取り入れ、室内に滞留した炭酸ガスを排出)

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③換気の分類

換気の目的って何? 換気を大きく分けると、以下の3つに分類されます。

 a. 居室の換気
  居室を対象とした換気
 b. 火気使用時の換気
  火気使用時とは、燃焼器具等を対象とした換気
 c. 危険物や高圧ガス等に関する換気
  危険物や高圧ガス等の、貯蔵所や製造所を対象とした換気

ここでは主にaについて説明し、
bやcについては後ほど補足的に説明します。

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④換気の種類

パンダ
「換気扇や送風機で換気しなくても、窓を全開にして風通しを良くするだけでもいいの?」

換気博士 窓を全開にして風通しを良くしても、十分換気は果たせます。この様に「窓や開口」を利用した換気や、煙道等の利用による物を「自然換気」と、いいます。

しかし、「窓を全開にしなさい」と言っても、開閉出来る窓が無ければ自然換気は採用できません。
そこで「自然換気」が採用できない場所や、「自然換気」に頼らなくても一定条件の換気を実施する方法として、換気扇や送風機と言った機器を介し換気を行う方法を「機械換気」と、いいます。


換気の目的って何? 機械換気


     換気設備は、以下の3種類に分類されています。

  a. 自然換気設備 風力・浮力等の自然の力を利用するものとして、給気口や排気筒の組み合わせによって、形成されています。
  b. 機械換気設備 機械の力(換気扇や送風機)など、機械の力を利用したもの。給気と排気の両方の機械力によるものを第一種換気、給気のみを機械力によるものを第二種換気といいます。排気のみを機械力でまかなうものを第三種換気といいます。
  c. 中央管理方式の空気調和設備 空気を浄化して、その温度・湿度・風量を、自動的に調整して供給し、排出が出来る設備を設け、 機械換気設備に空気を浄化する機能などを組み込んだものを、空気調和設備といいます。

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