株式会社ネオテックは、換気制御で快適な環境づくりを提案します。

上のグラフは、法令で定められた換気量（法定換気量）に対する、外気負荷を示しています。
仮に換気を全停止した場合、外気負荷を大きく減らすことができます。
しかし、換気を連続的に止めれば、エネルギー抑制としての効果はありますが、在室者に対しては、CO2濃度上昇や、汗や体臭などの臭い、空気中に含まれている多種多様なガス濃度が上昇し、室内の空気汚染という問題が発生します。
この問題を解消させるには、室内の空気質状況に応じて、適切に換気を制御すればよく、エネルギー抑制と環境維持の相乗効果が得られます。

4.換気を制御するには

一般的に換気扇等の発停は、スイッチの「入り切り」が幅広く採用されています。 しかし、この方法では在室人数や室内環境に応じて、対応させることは困難です。

例えば、5人部屋だとしても、5人分の換気量が必要とは限りません。 居室の空気質に応じて、換気を自動的にコントロールできれば、 外気負荷を抑えられ、エアコンの熱エネルギー削減や、ＣＯ2排出量抑制も可能になります。 　　　　　　　　　 もっとも大切なことは、室内の空気環境を悪化させない工夫です。 室内の空気環境をCO2センサーと、雑ガス（におい）センサーで得た情報により、 換気をコントロールさせれば、室内環境維持とエネルギー削減が、同時に実現出来ます。

ELシステム導入実績
	外気負荷におけるガス消費量を平均49.3%削減するという結果がでました。 　　　　　　　　　 室内環境の維持とエネルギー削減だけでなく、CO2排出量の削減としての環境配慮にも役立てられます。

　　　　

w-eco

制御機能に特化したセンサーシステム（1制御出力）

CO2センサーと雑ガス（におい）センサーで空気質を測り、室内環境に応じ換気機器を1：1対応で自動発停を行う、センサー盤と電源盤で構成された換気制御システムです。 CO2の設定値、雑ガスセンサーの初期設定値のいずれかが、設定値以上になれば換気機器を稼働させ、下限値以下になれば停止させます。

オフィス・会議室・ホテルの客室・店舗など、独立した換気制御に最適です。

CO2センサーと雑ガスセンサーを、 併用させる理由！！

CO2センサーは、CO2濃度には反応しますが、臭気等に含まれる様々なガスに対しては、ほとんど反応しません。 CO2濃度が満足されたとしても、臭気や化学物質による様々なガスが漂っていては、在室者にとっては、不快感や健康を害する要因にもなりかねません。

雑ガスセンサーとは

w-ecoに採用している雑ガスセンサーは、空気清浄機などにも広く利用され、CO・水素・有機溶剤等や、臭いの元になるガスの成分などに対して、電気的に反応する高感度のセンサーです。 この様に多種多様なガスを検知し、数値変換した信号を利用しています。

　　　　

ELシステム

エネルギーの見える化を実現した換気制御システム

	+
温湿度情報や熱エネルギーを、時系列上で表記し、 エネルギーの見える化を実現した、換気制御システムです。 用途に応じ複数台のw-ecoをリンク上で接続し、 利便性に優れ、中央監視が可能な多目的制御システムです。

1.ELシステムの構成

ELシステムは、w-ecoで得たCO2・雑ガス・室内温湿度情報と、屋外温湿度センサーで得た情報により、PLC（Programmable Logic Controller）で演算処理を行い、換気機器の発停制御はもちろんのこと、機器稼働情報も確認できます。

2.リモートコントロールで見える

ELシステムはリモートコントロールで、各種設定や機器の操作を行います。 換気機器の稼働状態や機器異常、フィルター清掃等の通知も表示されます。

エネルギー抑制は、リアルタイムで知ることができ、 もちろん、CO2排出量の算出も可能です。

3.保全体制も万全

オプションとして、VPN通信を利用し、遠方拠点から状況監視・遠隔操作ができます。 更に、日々の稼働モニタリング・データ収集・月次報告・緊急時の遠方操作も可能です。